時代に求められるものとは
記事を公開する設定にしたのって昨日の何時だったっけ。覚えてないわ。二日前だと思ったら、まだ一日しか経ってなかったっていう。
何日前、としか表示されないから、ちゃんとした更新時刻が知りたければ自分で記事にメモっておくしかないのかな。面倒。
とりあえず公開状態にしたら、一日も経てば検索サイトに引っかかってくれる様子。自分の今までの一週間はなんだったんだ。
まぁそれはいいとして。
最近は一気に小説読めなくて困る。
一章分を読み終えると、さて別の小説読もうって感じ。
なんていうんですかね。週刊漫画雑誌を読んでいて、今週分は読み終わったから別の作品の今週分を読むかーみたいな感じというか。
読むのが疲れるのかな。一気に料理を食べきるより、栄養よくというかバランスよく食べる感じ? 自分で言ってて意味わからん。
とにかく一冊読み終えないとレビューできないから、一章読んでは別の小説に手を出すってのを止めなければ……。読みかけ小説が大量に積まれていく現状を何とかしたい。
あと今まで自分は評価していなかったんだけど、頭使わず読めて馬鹿げていて楽しい作品って凄いんだなと思い直した。
なんか疲れている時とかは重い話とか、重厚な設定の作品って手が伸びにくいじゃないですか。
そんな中、ギャグ漫画や四コマ漫画を読むような気軽さで読めるコメディ小説ってすごいなぁと素直に感心した。これがラノベに求められている「ライト」な部分なんですかね。
あとは主人公が苦戦したりする話が今は好まれないっていう話をどこかで聞いたけど、それもちょっとだけ分かった気がする。
ラノベに対するニーズが変わってきたのかなぁ、と思ったり。いや、元々そういうものだったのかな。
今まで自分はラノベ(文庫本)は少年が苦難を乗り越えていく冒険活劇! みたいなものを想像していたんだけど、今のラノベの形としては苦労の無い(読み疲れない)おバカな話をサクッと読みたい人が多い傾向なのかなぁ……みたいな。いや、別におバカじゃなくていいんだけど、とにかくハッピーになれてスラスラ読める作品が求められているのかな、というか。
まー実際のところは分かんないんですけどね。
じゃあそういうサクッとしたもの書けばいいじゃん、とか思う訳ですけど、そういう薄味の物語で面白い作品を書くって物凄く難しいことですよね。
だから、なんていうのかな。
ある意味高級レストランみたいなお店は、高くていいものを使っているから美味くて当たり前なんですよ。(勿論そういう食材を美味しく調理できる腕が必要だということは分かるけど)
で、ファーストフード店ってそういう高級店と美味しい美味しくないで比べたら、まぁ美味しくないに決まっているじゃないですか。
というか美味しさのベクトルが違うんですね。
その安価な、限られた食材で美味しいもの(というか大衆が求めるもの)を作るということは、ある意味高級店にも勝るとも劣らない「凄い」ものがあると思うんですね。
という今まで自分が馬鹿にしていた(というか何が面白いんだこれ? と思っていた)、やたら女の子が出てくる挙句に突然主人公に惚れたりする系統のライトノベルについての自分の意識の変わり方という話でした。
あとは主人公が記号(いるだけの存在)でいいというのは、たぶん読者が感情移入しやすいからというよりも主人公の暑苦しさというかそういうものを面倒だと思う人が多いから、なんじゃないかなーと思ったりもしました。
主人公なんてのは、基本的にその人物の視点でものが進むわけですから、その主人公にいい感情を抱けなければ読み進めるのは難しいと思うんですね。だから逆に主人公さえいなければ(人間として薄ければ)気にならずに物語に入り込める……というか。
まぁただの想像なんですけど。
自分が書こうとしている作品にプラスになるかは分かりませんが、頭の片隅に置いておいて損はないことに気付けたような気がします。いえ、この考えが正しいかなんて全然分からないんですけどね。
でもコメディを書くときの参考にはなるかもしれません。コメディは軽くてすらすら読めてナンボだと思いますし。
と、現在投稿している小説のバトルシーンが書けなくて死にそうになっている自分でした。
今悪戦死闘しているおかげで、バトル物でやらない方がいいことに気付けたと思います。がんばるぞー。