ぶっちゃけラノベってオワコンじゃね?
新人賞は鳴かず飛ばずって感じだし、そもそも一部の有名所以外で刷ってる感じがしない。
以前から続いている作品だけが、まぁそれなりに続いているだけで新規性が全く感じられないんだが。
確かに超大型新人というか所謂天才が出てくれば話は違うのかもしれないが、昨今の新人賞を見ている限り天才は出てきていない様子。
まぁ天才ってのは突然湧いてくるものだろうから、既存の流れは関係ないものなんだろうけれども。
ラノベ業界は、てきとーに萌えラノベ出して微妙な売上を維持するのが精いっぱいのような気がしてならない。
ライトノベル自体若い業界ってこともあるのかもしれないけれど、それでも失速が早すぎるように思う。過渡期って言えばそうなんだろうけれど。
なんなのかなー。
出版側は(作家を育てる余裕も余力も無いから)即戦力の新人が欲しいんだろうけどさ、でも天才を見つけてくるのを頼ってるだけじゃ結局はジリ貧だと思うんだよね。
大量に出版するのはいいんだけど、その分大量に切り捨てたり打ち切ったりするっていうのは業界全体的に見てかなりマイナスだと思う。
数うちゃ当たる理論も分からなくはないけど、萌えハーレムを量産しても当たるわけがないんだよなぁ。最近はそうでもない感じだけど。なんか手遅れ感。
なんつーかラノベの未来が見えてこないよねー。
勿論出版側が全部悪いってわけでもないんだろうけど、もっとバリエーションが欲しいよなと自分は思っている。
だからなんつーのかなー。
結局月並みな言い方になるけど、もっといろんなジャンルを取り扱ってほしいと思う。
でも、それじゃラノベ購買層が買ってくれないんだろうな。
だから萌えハーレムばかりになり、新規の顧客が増えない、徐々に衰退していく、というコンボが決まっているような気がする。
難しいね。
もうちょい景気が良くなれば出版側にも購買側にも余裕が出来て多様性が生まれるのかもしれないけれど、このままだと過去にすがった展開しか期待できないから新しい光は差し込まないのかな、とか思う。
だからなんつーのかな。ぶっちゃけえば社会が悪い! って言えばいいんだろうけど、ちったぁ自分たちでなんとかしろよ、って言いたくもある。
つーか萌え文化が流行ったのって大体こんな感じじゃないのかな。
今まではSFだったりバトル物が主流だった。
そこに萌え文化が参入。硬派な世界観ばかりだった小説(文庫本)界にとっては衝撃的だった。んで、流行る。
しかしそれから数年に亘って萌えのみに特化した(しすぎた)。
SF時代の萌えに該当するような、萌えに対する真新しさが発生せず萌え一本で続いてしまっている。今はその過渡期……みたいな。
今はまたバトル寄りに戻ってきている感じはするけど、でも結局それは言ってしまえば原点回帰でしかなく、新しい方向に向かっていない、ってとこだろうか。
つまり萌えに代わる新しいジャンルが生まれればライトノベルという業界は進展する。が、逆に言えば萌えに代わるものが生まれなければ、そのままずるずると衰退していくってのが今のところの自分の考え。
まー言ってしまえば、そろそろ萌えに頼らず新しいジャンル生み出せよって話なんだけど、次のジャンル(流行)が分かったら誰も苦労しねーよ! って話ですな。
だからまぁ、業界に求められているのは時期のラノベ界を引っ張っていける(新規ジャンルを開拓できる)新人(天才)が必要、といったところか。
……結局天才が現れるのを待つっていう、最初に言ったことと何も結論変わってないじゃん。不毛。
まーなんだ? たとえば服とかの流行だったら企業側の宣伝力によっては槍を作り出せるのかもしれないけど、今の出版業界に世間を動かせる力があるかっていうなら「無い」ってなるし、そもそもファッションとかは多くの人間に通用する物事だから影響力も大きいだろけどラノベっていう狭い分野に対してのことだと、そういう影響力も小さいんだろうなぁとも思う。
ちょっと脱線した。
まぁ何が言いたいかっていうと萌えに代わる新しい何がが欲しいんだけど、その何かが分からないって話なんだよな。
うーん次に流行るジャンルかぁ。
今は俺TUEEEE系が割と台頭してきている感はあるけど……うーむ新しい時代を引っ張っていけるのかといったら難しい気はする。
むしろ北斗の拳くらいまで時代を逆行させて、荒廃した世界観の萌えとはかけ離れた「男らしい」物語(俺TUEEEE)を作り出せれば逆に受けたりするのかなぁとか考えたりするんだけど。
他人事視点で言うのなら、萌えの次に何が来るのかは興味あるところですけどね。あーロボットものの時代が来たりするって可能性もあんのかな。
とにかく天才現れてくんねーかなぁっていう人任せの結論しか出せない自分がクズいですねってことが分かりましたね。わろすわろす。
もっと自分の嗜好をぶちまけろよ。