燃え燃えキュン

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ギルガルドに鋼技は必要なのか?

 

 

 アイアンヘッドもしくはラスターカノンの考察。

 まぁタイプ一致かつ無効化されないので、とりあえず撃っといて損しない技なのは分かる。

 しかし役割遂行にしろサブウェポンにしろ、本当にこいつに鋼技が必要なのだろうか。

 まず最初にもう一方のタイプ一致技であるシャドーボールを見てみる。

 シャドーボールはノーマルに無効ではあるが、対戦環境にノーマルタイプはあまり多くない。最近でいえばガルーラくらいか。ラッキーは毒が効かない地球投げが効かないということであまり誘わないと思われるので、今回は除外する。

 他にシャドーボールが誘うのはバンギラスサザンドラなどが考えられる。

 なるほどそいつらを考慮すると、タイプ一致でそこそこ範囲の広い鋼技は有用かと思われる。

 しかし、ギルガルドは聖なる剣を覚える。

 弱点を突ければ、上記のポケモンに対する補正有C252ラスターカノンより、補正無し無振り聖なる剣の方がダメージが通る計算になる。

 弱点さえ突ければ聖なる剣は有用な技だが、交代読みで不一致技を撃つというのもリスキーな行動であるとも言える。

 一貫性という観点から見れば鋼技の方が便利に見える。

 が、ギルガルドにはキングシールドという便利な技があり、サイクル戦でなくとも撃ち合いには比較的強い方だ。

 それを考えれば、無理にシャドーボールより範囲の狭い鋼技を採用しなくてもいいのではないか。

 というよりシャドーボールがあるのに鋼技を撃ちたくなる場面というのがなかなか思い浮かばない。

 フェアリーに抜群ではあるが、(メガ)サーナイトにはシャドーボールも抜群だし、マリルリには結局等倍であるし、トゲキッスには有用といえるがピンポイント気味で採用理由としては薄い部分がある。ちなみにシャドーボールで確定三発。ラスターカノンで確定二発であるが、影討ちがあれば実質確定二発であるので、やはり鋼技の採用優先度は低いように感じる。

 キングシールドを採用するのなら聖なる剣で打ち合えばいいし、採用しない場合でも技構成は大抵の場合【シャドーボール/影討ち/聖なる剣/鋼技】のように鋼技があっても結局聖なる剣が入ってきてしまい(というか優先度が高いので)、鋼技よりもキングシールドの方が欲しい場面が多くなってしまうと思われる。

 眼鏡を持たせてシャドーボールラスターカノンで、より一貫性が高い技を選択して負荷をかけていく……という場合でもない限り、鋼技を選択するメリットは少ないだろう。

 よってギルガルドに鋼技の必要性は薄い、というよりもキングシールドの方が需要が高いと思われる。終わり。

 

 ※なんかよくわかんなかったので補足追記

 つまり打ち合う性能が高い(というよりは打ち合うことができる)ギルガルドは、わざわざ枠を割いてシャドーボールの次に一貫性のあるラスターカノンを採用するより、打ち合い性能を高めるキングシールドとか聖なる剣を採用した方が総合的な性能が高いよねってこと。