GENEZ一巻読了
うーん。
簡単に言えば、フルメタとエクス!と魔法科高校の劣等生を足して割った感じ。
学園モノ……の皮を被った傭兵モノっていうか。そんなん。
ぶっちゃけ本書の魅力の九割は挿絵だと思う。
残りの一割はヒロインの拷問シーン。
とりあえず何を楽しんで読めばいいのか全く分からんかった。
この本の売りはなんですか? 私には分かりませんでした。
話の展開は予想の範疇に収まる、っていうか一本道をダラダラ歩いていただけだし。
何かそれっぽく「な、なんだってー」みたいな感じはあるものの、あくまでそれは登場人物たちが驚くだけで読者的には全く驚きとかないし。え、それがどうかしたの、っていう。
掘り下げれば魅力が見えてきそうなキャラはいるものの、全くキャラについての掘り下げがなかったので、ストーリーをふーんへーえあーそう、そうなんだー、で終わる。
いやほんと、マジで何を楽しんで読めばいいのか分からんかった。
バトルスーツとか出てくるもののそれについての真新しい要素があるわけでも無し、文章が魅力的な訳でも無し、キャラの魅力を表現するでも無し、ストーリーに目を見張るものがあるわけでも無し。
何も感じない小説でした。
ただまぁ銃火器とか政治的な面での知識はそこそこ書かれていたので、無理矢理にでも評価するとしたらそこらへんについてかな。
最初に言った通り、フルメタとエクス!と劣等生をそのまんま混ぜればこうなる感じ。
イラスト+拷問シーンで一点ずつプラスして、総合評価は2点かな。