燃え燃えキュン

小説読み書きレビューしたりゲームの考察についてのブログ

あー……その手があったか

 ストーリーが一本調子になるのを避けるには、

 ・主人公以外の視点を加える(敵側の視点等。例えばフルメタBMGにおけるガウルンからの視点)

 っていうのがあった。

 

 あと個人的に注意しておきたいのは、

 ・敵は主人公(またはヒロイン)と因縁のある存在を配置する

 ということ。

 普通に物語を展開していれば、基本的に主人公と大きな関わりのある人物が敵に位置することになると思うけど、意外と注意しておかないといけない点だと思う。

 例えば敵が主人公の親の仇だったりすれば、クライマックスに主人公と敵が対峙した時にかなり燃える展開になる。

 しかしこれが主人公とあまり関係のない人物が敵だったとしたら、読者もいまいち物語に乗り込めない。

 敵の配置も慎重に考えて設定しなければ、盛り上がるストーリーにはなりにくい。

 

 ストーリーを読者に理解させやすくするためには、物語の序盤で主人公の目的を明確化させることが必要。

 ついでに言うと、その目標は最初から最後まで一貫していなければならない。

 逆に言えば、それさえ出来ていれば物語を複雑化させても読者は付いてきてくれる(はず)。

 その単調さを感じさせない程度に物語を複雑にする加減が難しい。

 主人公の目的について補足しておくと、目的を明確化し最後まで一貫させる必要はあるものの、手段は変わっても良い。

 つまりどういうことかと言うと、

 目的:世界を平和にする

 手段:聖剣で魔王の心臓を貫く(魔王を倒す)

 だとすると、物語の途中で魔王を倒しても第二、第三の魔王が生まれるだけだということを主人公たちは知る。真の平和を取り戻すためには、勇者の血統である主人公が命を振り絞って魔王を道連れにしなければならない、ということが判明する。

 ただ単に聖剣で魔王の心臓を貫くのではなく、主人公の命を持って魔王と相打つ必要がある、と目的(正確には手段)が変化するのはOKということ。

 つまり目的を出来るだけ大きく(最大化)した上で目的を設定する必要がある(上記を例にすると、魔王を倒すことを目的とするのではなく、それよりも大きな目的である世界を平和にするということを目的とするということ)。

 この手法を用いることにより、大元の目的自体は最初と一貫しつつ、手段の変化により一層読者の興味を引く展開にすることができる(と思われる)。

 

 あーやっと理解できた感じ。

 色々サイトとか見ていた時に気になったんだけど「主人公の目的が変わってはならない」という創作論と、「AからBへと目的が変化する」っていう創作論があって、それって矛盾してね? って思ってたんだよ。でもつまりこういうことだったのね(多分)。

 気付けばアホらしいくらいに簡単な話だった。変化するのは目的じゃなくて手段だったという訳か。

 アウトプットってやっぱり大事だわ。ようやく消化できた気がする。

 

 何か久しぶりに前進出来た気がする。毎日このくらい進歩出来たらいいのにねー。

 相変わらずめまい治らないけど、もうめまいがデフォになってきたせいで慣れた感ある。頑張れば頭働かせられる。

 うぇーい明日も頑張るぞー。