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燃え燃えキュン

小説読み書きレビューしたりゲームの考察についてのブログ

斬新さとは

 言ってしまえば「目的が変なもの」のことを指すんじゃないかなーと思う今日この頃。

 例えばベン・トー

 半額弁当を求め合うこの作品は、間違いなく斬新な物語と言っていいだろう。

 例えば俺、ツインテールになります。

 ツインテールを守るために戦う物語も、やはり斬新な物語と言っていいのではないかと思う。

 このように斬新な物語というのは、目的が他作品とは異なるというか異常であることを指すような気がしている。

 上記の例は「普通とは目的が異なる」作品群であるが、斬新なのはそれだけだろうか。

 他の例を見てみる。

 例えば馬鹿とテストと召喚獣

 この作品の(というか主人公の)目的は、好きな女の子のために悪質な環境を改善したい=つまり好きな女の子のために頑張る物語だと言える。好きな女の子のために頑張る。これはまぁありきたりな目的であると言えるだろう。

 では何が斬新かというと、「学校の試験の点数によって戦う」という「手段」が既存の作品とは異なっている。

 対して先に出たベン・トーの「半額弁当を得る」ための手段は「殴り合い」といったありきたりというか非常にシンプルなものだ。

 しかし個人的なことを言えば、斬新さで言えばベン・トーの方がバカテスより上だと感じている。「目的」と「手段」を比べると、「目的」の方がオリジナリティを感じやすいのではないかと考える。

 結論を言えば、オリジナリティを出すには「目的」か「手段」またはその両方をありきたりなものにしてはならないという法則が見えてきたような気がする。

 有名な作品、面白い作品が必ずしもそういった面においてオリジナリティがあるかというとそうでもないのだが、「なんかつまらないな」と感じたら、そういった方向性からの斬新さを求めてみるのもいいかもしれない、と思う。

 フルメタは「ロボットに乗って戦って」「女の子を守る」という、それだけを見ればありきたりな設定だが、宗介という主人公の特殊性が物語を既存の物とは違う作品へと昇華させている。

 まぁぶっちゃければ作品中の何か一つにオリジナリティがあればいいわけだけども(というかオリジナリティがあるものをそうポンポン思いつけるわけがない)、それを上手く物語に落とし込めるかが鍵かなって思う。