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燃え燃えキュン

小説読み書きレビューしたりゲームの考察についてのブログ

起承転結には数パターンある?

 一口に起承転結と言っても、実は様々なパターンがあるのではないかと思い、思考をまとめてみることにした。

 

 まず一つは、起承転結の通りに進むパターン。

 起で世界観の説明。

 承で描写を掘り下げる。

 転で事件が起こる。

 結で解決する。

 一番オーソドックスに見えるけど、実は案外そこまでメジャーというか採用されるパターンではないらしい。

 当てはまる作品としてはフルメタルパニックだろうか。起承で主人公とヒロインを取り巻く環境を描写し、転で舞台・場面が変わって大きな事件が起こり、結で解決する。

 パターン1は、いわば爆発力のある展開だ。起承で溜め、転結で大きく爆発させる構成だと言える。

 

 二つ目のパターンとしては、起承転結の章ごとに、何か事件が起きるパターン。

 徐々に事件が大きくなって、最後に最も大きな困難がやってくる。

 ライトノベルでは、この展開が多いように見受けられる。

 言ってしまえば、中ボス、大ボス、ラスボスへと敵がグレードアップしていくような展開だ。

 物語の転機ごとに事件が起こることにより、メリハリがつけやすい・物語が中だるみしにくいというメリットがある。

 おそらく創作論サイトなどでは、起承転承転承転結または起承転転転転結などと言われるものだと思われる。

 多くのライトノベルでは、この起承転結のパターンが使われているように思う。

 禁書目録では、ステイル戦、神裂戦、インデックス戦と段階を踏んだ戦闘を行っている。

 バカテスでは、D組やB組との戦いを経て最終的にA組に戦いを挑む形になっている。

 特にファンタジーバトル要素のある作品だと、それらの設定を活かしたバトルを展開し、クライマックスに向かっていく傾向が多い。

 

 三つ目は、小さな起承転結が連続しているパターンだ。二転三転する物語、と呼ばれる作品が該当する起承転結の展開ではないかと考えられる。

 事件を解決したと思ったら、また新たな問題が見つかってしまった、というような展開だ。

 どんでん返しが連続する、と言った方が正しいかもしれない。

 この「また新たな問題が見つかった」というのは、Aの事件を解決したら今度はBの事件がやってきたというのではなく、Aを解決したと思ったらA2の問題が出てきたというようなことだ。

 ちなみにAを解決したらBがやってきたというのは、短編連作というようなスタイルに該当するだろう。しかし最終的にやってくる問題・事件にAやBといった問題が直接的に関わってくるのだとしたら、その範疇からは外れるが。ここらへん難しい。

 

 おざっぱに分類するとこんな感じだろうか。

 しかしまだ自分の中では納得しきれていないので、もっと物語の構造を学んでいきたい。