楽しめない人間な気がする
小説とか漫画とかゲームとか、そういった娯楽は結構嗜むけれど、心の底から楽しめるものになかなか出会えていない。
と思っていたんだけど、楽しめるものに出会っていないっていうか、自分が娯楽に対するハードルがかなり高いのではないか……とふと思った。
他人なら7で楽しめるけど、自分は10じゃないと楽しめないというか。
どうしてだろうなぁ。
何というか、言い方は悪いけど、ちょろい人間の方が人生楽しめるような気がする。
この程度で楽しめちゃうんだ、ちょろい奴だなぁ……みたいな。
どうしたら面白さのハードルって下げられるんだろう。多くの作品を楽しみたいと思う。けど、満足できる作品って滅多に無いんだよね。
そもそも楽しいってなんだろう。
自分の満足できるハードルが高いだけなのか、世間の娯楽のレベルが低いだけなのか、はたまた自分が自分の満足できる物と出会っていないだけなのか。分からない。
たまに考える時がある。
人間という種が、歴史を終える時と、現在の文化・コンテンツのレベルを比較した場合、どのくらいの位置に存在するのだろうかと。
自分は15%前後だと思う。つまり人間はこれから85%ほど進化の可能性を残している、と考えている。
勿論この数字は計算した結果などではなく、自分が勝手に思っただけの数字ではあるが、なんとなくそのくらいだと思う。思った。いや、高すぎるかな。
リア充系統の人たちって、一体何を娯楽としているのだろう。
やっぱり、自分以外の人間・他者、つまりは友達と遊ぶことだろうか。
友達という『ゲーム』より面白いものは、案外ないのかもしれない。
ゲームというゲームで楽しめていた自分は、ひょっとしたら『ちょろい人間』だったのかも、と少し思った。