燃え燃えキュン

小説読み書きレビューしたりゲームの考察についてのブログ

案外面白いものを説明する方が難しい

 この作品がつまらないのはここが駄目だからだというよりも、この作品が面白いのはここが良いからだ、と説明する方が難しいように思えてきた今日この頃。

 つまらないのは客観的に見てここが駄目(他作品と比較して、こういうところが出来ていないから駄目だ)、と言えるが、面白い作品は、結局のところ主観によるのではないか、と思ってしまったから。

 しかし駄目な部分を無くせば面白い作品になる、という訳でも無い。駄目な部分を潰して出来ただけの作品は、結局つまらなくはないけど面白くも無い作品になってしまうだろう。

 駄目な部分を潰しつつ面白い部分を作る必要がある訳だが、その面白い部分は主観でしかないのではないだろうか。

 面白い作品のためのテンプレート、というようなものがあればぜひ欲しいところだ。

 しかし面白さの幅と言うものは、それこそ無限大に存在している訳で、やはり駄目な部分を改善するためのテンプレートは存在し得るだろうが、面白さという無限大の要素があるものをテンプレートとすることは不可能に思える。

 結局はアイディア勝負かな、って言う感じ。センスくれ。