燃え燃えキュン

小説読み書きレビューしたりゲームの考察についてのブログ

うーん魅力的なキャラクターとして受け取ってもらうためには

 やはりどこかエキセントリックなところが無いと駄目なように感じる。

 そりゃ普通に「良い子」を描写したり、熱血を描写したりすれば、まぁ一応魅力的なキャラにはなると思うけど、その作品を根底から支えられるレベルのキャラになるか? というと、難しい。

 どこかでネジが一本二本外れているような、読者に深く刺さる要素が必要なのではないだろうか。

 そういう意味では、相良宗介は良い意味で戦争ボケでネジが飛んでたし、かつまっとうな格好良さも兼ね備えていた。

 ネタ的な意味ではフリーザ様とか瀬戸海馬とかも人気キャラと言えると思うが、まぁ社長はぶっ飛んでいるといえるが、フリーザはぶっ飛んでいる……だろうか。

 敵キャラなのに、敵に対しても丁寧語というのは、まぁ個性的なように思える。が、ぶっ飛んでいるかというと微妙なところ。

 フリーザの場合は特にぶっ飛んでいなくても、当時の観点からオリジナリティがあったからキャラが立ったのだろうか。まぁ戦闘力53万っていうのもインパクトがあったとは思うけど。

 敵キャラではやはり「強い」という点で、キャラが立つのだろうか。スーパーサイヤ人となる切っ掛けとなった敵キャラというのも意味が大きいような気がする。

 話がずれてきた。

 ともかくキャラを立たせるにはエキセントリックさが必要というのは分かったが、そうでないキャラは魅力的になり得ないだろうか。

 阿良々木とかは、まぁ割と一般人に分類されるキャラだけど、まぁ変態性という点でキャラは立っているのかもしれない。

 変態性、エキセントリック、そういった飛びぬけた何か。

 地味であっても思考はぶっ飛んでいたりすることが多いから、やはりそういった要素はキャラを立たせるための必須要素に思えてならない。

 でもそういう意味では鬼丸とかは、別に普通だけど魅力的だよな……どうしてだろ。

 人並み外れた努力をしてきたから、そこが魅力かな。

 難しいけど手っ取り早く魅力を持たせたいなら、常識を外れた何かを持たせる必要があるってことかねー。

 でもそれが物語に関係してこないと意味がないから、難しいんだよな。