構成と各種設定
ストーリー、キャラ、世界観。それらの設定。
そして構成。
例えるとしたら、前者が食材で、後者が料理法だと思うんだよね。
食材(設定)がありきたりでも、料理(構成)がちゃんとしていれば、まぁまぁ食えるものになると思うんだよ。そういう考え方。
逆に言えばいくら最高級の食材を揃えたとしても、調理が駄目ならゲテモノにしかならない感じ。ゲテモノ食材でも料理さえちゃんとしていれば、癖はあるものの旨いものになる可能性もある。
つまり何が言いたいのかっていうと、やっぱ大事なのは設定(キャラ)よりも構成の方なんじゃないのかなーって。
とゆーわけで、今年の目標は構成力を磨くことにしようかなと。
まぁ食材によって料理方法も千差万別だから、そうそう簡単に『絶対に失敗しない料理方法』! ってのを見つけることはできないだろうけど、ある程度の類似性はあるだろうし、それを学んでいけたらなと思う。
だからっつってキャラとかストーリーとか設定の作りこみをないがしろにしていい訳じゃないからな。
でもさ、頑張ったところであくまでこれは『良作』を作るためのものでしかなくて、『名作』を作るための手法ではないんだよね。
まぁそういうものを積み上げていくというか、そうしたものの発展というか究極形として名作が存在しているのかもしれないけど、どう進化すれば名作と呼ばれるような、誰もこんなの思いつかねぇよ、どうやってこんな作品を書くに至ったんだ!? と思われるような作品を書けるようになるのかは全く想像が付かない。
才能の壁と言われればそれまでなのかもしれんが、うーん嫌だな。
自分は残念ながら天才タイプではないので、いつの間にかポンと名作が生まれるということはないだろうけど、まぁ学んでいるうちに真理みたいなものが見えてきたりするのかな。気の遠くなる話だ。頑張るしかないのよねぇ。