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燃え燃えキュン

小説読み書きレビューしたりゲームの考察についてのブログ

今更ながらエヴァンゲリオン(アニメ版)見てみたんだけど

 いやー最初の数話見た時、こりゃやべぇってなったね。流行らない理由が無いと自分でもわかった。

 でも原作を知らないからなのか、終盤にいくにつれてどんどん理解ができなくなっていった。哲学というか純文学見せられてるような感覚。

 いや、別にそれが悪い訳じゃないんだよ。思春期にありがちなテーマで、最終的に主人公が答えを出す、みたいなのは、まぁ理解できたし、嫌いじゃない。

 しかしゼーレだのアダムだのインパクトの発生条件だのその他諸々が分からないせいで、うーんな感じだった。

 序盤から中盤にかけては神だったと思う。しかし物語の全貌が見えてこないのがやはり残念だったかなぁ。

 シンジがうじうじしていて~~って意見くらいは知っていたからどんなもんかと思っていたけど、全く問題なかった。むしろこの程度でうじうじとか言われちゃうのかって感じ。

 でもまぁ流石に、もう乗らない→乗る→もう乗らない→乗る→もう乗らない→乗る

 と三回繰り返すのはどうなのw と思ってしまったのは事実。

 二回までだったらベターどころかベストまであったけど、三回やるのは悪手だろーという印象。

 終盤の持っていきかたについては、尺の問題というよりは原作との兼ね合いの問題だったんですかね。よくわかりませんが。

 ともかく、色々勉強になった作品だったのは間違いなかった。マジで見て良かった。

 序盤の、世界観の見せ方とか抜群だったよね。

 

 で、ビビったのはあれだよ。

 シンジがエヴァに乗らないって流れになって傷だらけのレイが運ばれてくるじゃん?

 あそこ、シンジは一瞬レイを見て驚いた表情をするだけだったんだよね。

 自分だったら……まぁ文章とアニメという媒体の違いはあるのかもしれないけど、でも自分だったら

 (ぼくが乗らなかったらあの子が乗せられるのか? あんな、傷だらけの、女の子が?)→逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ

 みたいな独白は絶対入れちゃうと思うんだよ。

 でも、それをしない。

 小説だったらそれを入れないと他に表現方法が無いから入れざるを得ないという点はあるのかもしれないけど、でももし自分がアニメであのシーンを作るとしても、ぼくが乗らなかったらあの子が~~みたいな独白は入れると思うんだよね。でも無いんだよね。すげぇよね。やべぇよね。

 

 あとはキャラな。

 全部見終えた時点で魅力を感じたというか好きになったキャラは、

 シンジ、アスカ、ミサト、冬月、三馬鹿の二人

 っていう感じ。

 レイからは全くと言っていいほど魅力を感じなかった。

 レイも設定からして魅力を感じてもおかしくないキャラだとは思うんだけど、アニメでは出番が少なくてそもそもの情報量が少ないと自分は感じた。

 その点アスカは序盤から派手な性格をしていて、良さと悪さ、つまりは魅力がストレートに伝わってきやすいキャラだと感じたし、実際魅力的だった。

 ミサトも同様。

 シンジは年相応で、説得力のある主人公像をしていたと感じた。

 三馬鹿も、最初はクラスメイト特有の単に嫌な奴かと思っていたら、それは登場回だけで、それ以降はめちゃくちゃ魅力的だった。ただのモブかと思いきや、しっかり人間してた。好き。

 使徒出現からの緊張感を煽る演出とかも非常に良かったなぁ。序破急と比べるとやや戦闘シーンがあっさり気味にも感じたが、そこはまぁアニメと劇場の違いなのだろう。

 演出とテンポ感とかなかなか参考になった。

 最初は勉強のつもりで見てたのに、徐々に引き込まれて行ってただ楽しむだけの見方になってしまっていたから、後でもう一度見返した方がいいかもしれない。

 良かった。