燃え燃えキュン

小説読み書きレビューしたりゲームの考察についてのブログ

とりあえずスマブラ3DSを脱初心者しよう

 初心者の初心者による初心者のための記事。

 基本を押さえて君も脱・初心者だ!(中級者になれるとは言って無い)

 目次 

 【操作編】
 ・小ジャンプ(SJ)
 ・急降下
 ・受け身
 ・ガードキャンセル
 ・空中緊急回避
 ・その場緊急回避
 ・ダッシュ上スマッシュ

 【立ち回り編】
 ・掴み、そして投げを使え。
 ・B技はむやみに乱発するものじゃない。
 ・むやみにDA(ダッシュA)を使わない。
 ・ガチャプレイを避ける。
 ・空中技を無理やり地上の相手に当てろ。
 ・ちゃんとガードを使うべし。
 ・敵を吹っ飛ばしたら追撃しよう。
 ・自キャラの特性を知ろう。
 ・横移動緊急回避は万能じゃない。
 ・冷静にその場回避しよう。
 ・待つことも覚える。

 今作は変なテクニックが(今のところ)無いようなので、初心者にとって上達しやすいと思われる。別の言い方をすればやれることが少ないだとか、浅いとかという言い方も出来るかもしれないが、難易度を上げて初心者お断りの昨今の格ゲーのようになるよりは断然マシだと思われる。特にスマブラのような子供でも楽しめるゲーム(というか基本的に子供をターゲットとしたゲーム)は、今回のようなバランスでいいのではないだろうか。

 

 という訳で、基本をまずは抑えるべし。

 基本を覚えるだけで動きが全然違ってくるのは間違いない。

 

 【操作編】

 ・小ジャンプ(SJ)

 短くジャンプすること。

 ジャンプボタンを一瞬だけ押せば出来る。

 慣れないうちは難しく感じるが、慣れれば意識せずとも出来るようになるので、自在に出せるようになろう。

 短いジャンプをしたところでどうなるの、と思うかもしれないが、SJは立ち回りというか行動のバリエーションを増やす上で非常に重要である。

 簡単に言えばSJを使うことで、地上戦に空中技を織り込むことができるようになる。

 行動に幅が生まれ、相手に読まれにくいプレイングが可能となる訳だ。

 

 ・急降下

 素早く落下する方法。

 空中にいる時に、下にスティックを弾けばいい。

 早く落ちてそれがどうした、と思うかもしれないが、これまた行動のバリエーションを増やす上では重要なテクニックとなる。

 例えば相手に打ち上げられた時、空中でのんびりしていたら相手が追撃にやってきたり、着地の隙を狩り(着地狩り)に来たりする。

 しかし素早く地面に降りてしまえば、相手にそれらの行動を取られなくて済む。つまり被弾する確率を減らせる訳だ。

 他にも、逆に自分が相手を上に吹っ飛ばし、追撃をして相手を再度上に打ち上げた場合、急降下をして素早く地面に降りればもう一度相手を追撃しにいくことが出来る。そのような自分の手数を増やすという意味でも急降下は重要なテクニックと言えるだろう。

 それ以外にも活用法があるが後述する。

 とりあえず急降下を多用しているとキビキビと高速で動いているので、それだけで強いように見える。勿論有効に扱えていないと意味がないのは言うまでもない。

 

 ・受け身

 吹っ飛ばされている時などの行動不能状態時に地面に落ちると、硬直が長くなり、着地を狙いに来た相手に大きな隙を晒してしまうことになる。

 それを回避するのが受け身だ。

 地面に落ちる瞬間にガードボタンを押せば、無敵時間が発生しつつ素早く着地することができる。更に左右のスティックを入力していれば、入力した方向に素早く転がり起きる。距離を取るのに活用しよう。

 体感的には、着地する瞬間よりも一瞬早いタイミングで入力した方がいい気がする。

 そして受け身は地面に落ちるときに限らず、壁や天井に当たった時にも受け身を取ることができる。バースト確実なスマッシュを喰らってしまった時、壁や天井に当たっても跳ね返ってあらぬ方向に飛んでいき結局バーストしてしまうことがあるが、しかしその時にちゃんと壁に当たった時に受け身を取っていればバーストせずに済む訳である。

 

 ・ガードキャンセル

 一部の行動は、ガードしたまま(ガードを解除せずに)すぐ行動に移せる。

 ジャンプ、上スマッシュ、上B、掴み、の四つだ。

 やり方はそのままで、ガードしたまま各種コマンドを入力すればいい。

 特に重要なのはガードキャンセル掴み(ガーキャン掴み)だろう。

 敵の攻撃をガードしつつ、敵の攻撃が終わった瞬間(もしくは技の途中に割り込んで)掴んでいくことができる。

 しっかりガーキャン掴みが出来るようになってくれば脱初心者が見えてくる。

 DA(ダッシュA)で突っ込んでくるような相手には、しっかりガーキャン掴みをして投げてあげよう。

 

 ・空中緊急回避

 空中で一瞬無敵になって相手の攻撃をかわす方法。

 空中にいる時にガードボタンを押せば空中緊急回避が出来る。

 相手の追撃の躱す手段の一つ。

 回避しようとしているのに喰らってしまう、という場合は相手が近づいて来たら連打するというのも一つの手。上手い人には回避後の硬直を狙われてしまうが、何もしないよりはした方がマシである。

 攻撃が来た瞬間というよりは、相手が攻撃してきそうなタイミングよりワンテンポ早く回避するといい気がする。ある程度の読みは必要。

 

 ・その場緊急回避

 その場にて敵の攻撃をやり過ごせる方法。

 ガード中にスティックを下入力すればいい。

 主に相手の掴みを回避するための手段。

 勿論攻撃を躱すのに使ってもいい。むしろガードだと攻撃を当てられると削られる上に弾かれてしまうので、確実に躱せるタイミングであるのならジャストガード代わりに使ってもいいと思われる。しかし発生は短いので、遅いまたは判定が長い技だと喰らってしまうので注意。

 ガード中に相手と密着距離での攻防になった場合にお世話になる行動である。

 

 ・ダッシュ上スマッシュ

 ダッシュ中であっても上スマッシュが放てる。

 失敗するとDAに化けてしまうので、しっかり出せるよう練習が必要。

 上に吹っ飛ばし、遠くに落ちていく相手を追って着地前に上スマッシュを決めることでバーストを狙えたりする。

 上にリーチが長い上スマッシュを持っているキャラであればなおさら習得しておきたいテクニック。

 

 ・その他

 他にもベクトル変換(べク変)や空中ダッシュ(空ダ)、空振りキャンセル(空キャン)などのテクニックも存在するが、初心者のうちはそんなことよりもずっと大切なことがたくさんある。

 それらのテクニックはまずは初心者を脱却し、それなりに勝てるようになってきたものの上級者には勝てないなどと壁を感じたら習得する技術だと思うので、ここでは省略する。

 

 【立ち回り編】

 ・掴み、そして投げを使え。

 初心者はとにかく掴まない。それどころか隙の大きいB技を連発したりする。やめよう。

 相手が掴みをしてこない初心者であることがばれると、相手に安心してガードさせてしまうことになる。

 攻めのバリエーションという意味でも、掴みを使用して攻撃にパターンをつけよう。

 

 ・B技はむやみに乱発するものじゃない。

 勿論マリオのファイヤーボールやフォックスのブラスターのように牽制の意味で使っていくものもあるが、例えばカービィでファイナルカッターを連打したり上を取ったらすぐストーンを使ったりしていては隙が大きすぎて危険である。

 牽制としての飛び道具ではないB技を乱発するのはやめ、代わりにAボタンによる攻撃を身に付けていこう。

 

 ・むやみにDA(ダッシュA)を使わない。

 地上にいる相手を目掛けてDAするのは「ガーキャン掴みをしてください」というのとほぼ同義である。

 確かにDAには使い勝手が良いものが多いが、しかしだからといって突進して連発をしていてもガードが出来る相手には全く通用しない。

 DAは相手の着地を狩る、もしくは横回避でコロコロ転がっているのを狩るものだと意識しよう。

 

 ・ガチャプレイを避ける。

 スマブラはプレイに熱中しやすく、つい熱くなって雑なガチャプレイになりがちだ。それは分かる。

 しかしそういったプレイングで相手に勝てるほど甘くないのも事実だ。

 相手の行動を冷静に見極め、それに対する行動をとっていくことが、相手に攻撃を当てる、または相手の攻撃を躱すことに繋がっていく。

 攻撃されたら慌てて反撃に向かうのではなく、むしろ相手から距離をとった方が良い場合があるということを覚えておこう。

 

 ・空中技を無理やり地上の相手に当てろ。

 空中技を地上戦に持ち込みたいけど、ジャンプ力が高かったり当てにくい技で当てるの難しいよ……。

 大丈夫。そんな時は急降下で無理矢理当てに行けばいいじゃない。

 判定が長い、持続が長い空中技の場合、技の途中で急降下をすれば無理矢理地上の相手に当てに行くことができる。

 非常に重要であるので、ちゃんと覚えておこう。

 またその場合、相手にガードされてもガーキャン掴みを喰らわない位置に着地することを心がけること。

 

 ・ちゃんとガードを使うべし。

 初心者は棒立ちでいたり、無防備にずかずかと相手に近寄ってしまうことが多い。

 ガードは基本中の基本。相手の攻撃を喰らいそうなときはとりあえずガードして損はしない。

 当然掴まれる危険性はあるが、しかし逆に考えれば相手のスマッシュは喰らわない=バーストさせられることはないと言い換えることも出来る(勿論バーストさせられる投げ技を持つキャラもいるが)。

 とにかくガードをしていれば高リスクを背負うことは少ないので、攻防が複雑化したらとりあえずガードを固めるということも大切と言えるだろう。

 

 ・敵を吹っ飛ばしたら追撃しよう。

 スマッシュなどが当たって敵が上空に吹っ飛んだ、もしくは場外に吹っ飛んだ。

 ならば急いで追撃しにいこう。わざわざ戻ってくるのをぼーっと眺めている必要は全くない。

 相手は場内に戻ってくるので精一杯。利はこちらにある(基本的に)。

 上空にいる相手にはコンボを決めてダメージを稼いだり、上バーストを狙ったり。

 場外にいる相手には追撃をかけて復帰を阻止したり、メテオ技を決めて落としてやったり。

 しかし追撃は当然、自分が戻ってこられる範囲内にしておくこと。追撃に行って自分が落ちてしまったのでは元も子もない。

 とにかく相手を吹っ飛ばしたのなら、追撃をかけてバーストを狙ったり更にダメージを与えに行くべきである。

 

 ・自キャラの特性を知ろう。

 相手を知るのも大切だが、それ以上に自分のことを知らなければ勝つことは出来ない。

 A技のリーチや判定、発生の早さなどの把握は勿論、そのキャラ独自の性能。つまりB技について知る必要がある。

 自キャラの性能をフルに使う、使いこなすことが勝利につながる。

 早速トレーニングモードで技の性能を確かめよう。

 

 ・横移動緊急回避は万能じゃない。

 緊急回避を覚えたてだと、何かと移動を緊急回避に頼ってしまいがちである。

 普通に歩くよりもそっちの方がカッコイイし、無敵時間もあるし、なんとなく上級者っぽく見えるかもしれない。

 だがしかし相手に向かっての横緊急回避は基本的に愚策。横緊急回避は、相手から距離を取りたい場合に使おう。

 勿論相手の攻撃を読んで、相手の背後に回るために使う場合もある。その時は相手の前後をカバーするタイプの下スマッシュを警戒しなければならない。

 

 ・冷静にその場回避しよう。

 その場回避はここぞというところでピンポイントで使うものである。

 確かに連発していれば相手の攻撃を躱せるかもしれないが、しかしそれはあくまで躱すだけだ。それではガードをしているのと大して変わらない。その場緊急回避の魅力は回避後に相手の攻撃の硬直の隙をついて素早く反撃できる点だ。 

 相手の動きを見極め、しっかりと回避し、反撃を叩きこめるような操作を心がけよう。

 

 ・待つことも覚える。

 基本的にスマブラは攻めよりも待ちが強いゲームである。

 なのでガンガン攻めて行っても返り討ちに遭ってしまうのならば、いったん攻撃の手を休め、相手の行動に合わせるというのも一つの策である。

 相手の行動、攻撃の隙を見つけ、そこに対して攻めていく手段を身に着けるのも上級者への一歩だと言える。

 

 【上達するには】

 ・強い人の動画を見よう。

 余程才能がある人でない限り、独学には限界がある。

 他人の攻めパターンを見て盗み、実践できるようにすることは強くなるには必要な事だ。

 自分では気づかなかった技の使い方をしているかもしれない。それらを盗み、自分なりの動かし方を身に着けよう。

 また、他人の動きを見ているうちに、ここは〇〇をするのが正解だった。こうした方が良かった、などというのが見えてきたりする。

 ただ漫然と他人のプレイを見るのではなく、どこをどうすれば勝ちにつながるのかを考えながら見ることでより効率よく学ぶことができる。

 

 ・対戦を繰り返そう(経験を積もう)。

 そしてやはり、対人戦に勝る経験はない。

 対戦を繰り返しているうちに自然と上達してくるものである。

 自分より格下であれば相手の弱点を見極める力が付いてくるし、自分より格上であれば立ち回りを勉強させてもらえる。

 一通りの動かし方を理解したら、あとはひたすら対戦を繰り返すことが何よりの上達法である。

 

 これらの基本を押さえて、レッツ脱初心者!

 ぶっちゃければ『追撃』『ガーキャン掴み』『空中急降下攻撃』を身に付ければ充分戦っていけるとは思う。