燃え燃えキュン

小説読み書きレビューしたりゲームの考察についてのブログ

カウボーイビバップ見た

 いやー、なんといえばいいのでしょう。

 演出に全振りしたアニメだった。

 基本的に一話完結の短編集って感じのアニメ。

 テーマはあるのかないのか知らんが自分には分からんかった。

 キャラの掘り下げに力を入れるでもないし、ストーリーなんて無いし、設定展開に力を入れてる訳でもない。ただただ演出にのみ力を注ぎこんだアニメという印象。

 いや面白いんだよ。面白いんだけど、ほんとにマジで演出にしか見どころがないから、他に語ることが無い。多分アニメというか映像以外の媒体でやっても何も面白くない気がする。

 物語の詳細を全く語ろうとしないし、視聴者の想像に全てを委ねすぎ。

 スパイクとジェットの二人の出会いも分からんし、フェイも何で誰によってコールドスリープしたのかも分からんし、アインも最後の最後の最後でようやく出番があっただけだし、ハッピーエンドって感じでも無さそうだし、ただやりたいことをやりました面白いかどうかは知りません、と感じる。面白いんだけどさ。

 物語というより、ハリウッド映画みたいに「内容は分からんけどとりあえず絵面的に視覚的に楽しむもの」っていうか。

 

 ずるいなぁ。